レコードは果てしなく

好きなレコードや観たライヴのことを喋ります。'79年生まれ。

【私の好きな歌002】 「my Sweet Surrender」鈴木祥子

ライターの雨宮まみさんの急逝が思いのほかショックで、いろいろ考え込んでしまう...。これを機にというのもなんだけど、その雨宮さんが鈴木祥子さんにインタビューした6年前の記事を読み返したり。ちょうど「my Sweet Surrender」発売時で、主に詞の側面からSurrender(降伏)の意味について語り合っている。リード文には「先に知識を仕入れるのではなく、音楽から入ってほしい。(...)”my Sweet Surrender”はそのくらい楽曲の持つ力が強い曲であり、なんの不純物も先入観もなしに聴いてほしい曲だからだ。」とあって、雨宮さんは楽曲自体を気に入っていたのだろうというのが感じられて、嬉しい。

私は鈴木祥子さんの音楽も大好きなのだが、それ以上にジャック達が大好き(知ってるって?)で、この祥子さんとジャック達(&かわいしのぶさん)とのコラボレーションには興奮させられた。祥子さん、ロックがやりたい!と思ってくれて、ジャック達とやりたい!と思ってくれて、ありがとう。それでもって、ジャック達の一色進さんがその思いに応えて書いた曲がまた素晴らしくて、涙。ロックの美学とロマンが目いっぱい詰まってる。あまりのカッコ良さに甘やかに降伏します。それって幸福。なのです。

my Sweet Surrender

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「my Sweet Surrender鈴木祥子(2010年)
words by 鈴木祥子/music by 一色進/arranged by ジャックとしのぶとしょうこ達

Vocal,Mellotron,Tambourine:鈴木祥子
E.Guitar:一色進、宙GGPキハラ
Bass:かわいしのぶ
Drums:夏秋文尚
Background Vocal:ジャックとしのぶとしょうこ達

※ジャックとしのぶとしょうこ達が結成され、「my Sweet Surrender」が生まれるまでのドキュメントは一色さんのブログ的をお読みください。何度読んでもドキドキします。そして、実はこの曲には一色進ver.も存在していて、歌詞もアレンジも違う「ロージーアールグレイ」というタイトルです。ライヴ映像が上がってますので、是非ご覧ください。グッときて仕方ないでしょう。


ロージーアールグレイ:ジャック達@「こんなジャックに誰がした」