レコードは果てしなく

好きなレコードや観たライヴのことを喋ります。'79年生まれ。

10's

『BAND EXPO』 BAND EXPO 【後半】

というわけで、後半戦です。もう聴かれましたでしょうかね?『BAND EXPO』。聴いている人はすっかりハマっちゃってるんじゃないですか?曲間がほとんど無く、矢継ぎ早に名曲が繰り出されるので、停止ボタンを押す隙がないですね。怖いですね(笑)。レコーディ…

『BAND EXPO』 BAND EXPO【前半】

さて、大変お待たせしました!BAND EXPOの1stアルバム『BAND EXPO』が届きました!心の奥底から待ち望んでいたので発売日までもかなり長かったですが、某ユニオンの特典のことで発売日に間に合わず、そこから発送されるまでの2日間くらいはヤキモキして猛烈…

『BOOGIEST BAND IN TOWN』 HERSHEY's

リオオリンピックや甲子園が終わり、もう夏も終わりですね...なんて感傷に浸るどころか、ますます死ぬほど暑い毎日。まだまだ、ギンギンギラギラの夏なんです。うむ、ギンギンギラギラ...ギンギンギラギラなロックと言えば、そう、グラムロックだ。という絶…

『PLUG AWAY+』 大なり><小なり

暑すぎる夏をさらに熱くする熱中症必至?な大なり><小なりの新作EPが8/15にOTOTOYでハイレゾ配信された。早速ダウンロードし、部屋や街でも聴きまくり、すっかり熱中している。ototoy.jp『PLUG AWAY+』は、彼らがリスペクトしてやまないグランドファーザー…

『Multimodal Sentiment』 カーネーション

ニッポンの夏、カーネーションの夏。この感じ、なんだか久しぶりのような気がします。カーネーションの4年ぶり通算16枚目(!!)のニューアルバム『Multimodal Sentiment』が届きました。私的には、前作『Sweet Romance』が周囲の大絶賛に反して、3.11の暗い影…

『ドードーよ永遠に!』 dodo special

どーよ?どーよ?どー?どーよ?どーなのよ?いきなりなんだかよく分かりませんが、先月発売されたdodo specialの新作アルバムが面白すぎてヘビロテであります。当ブログではこれまでroppenやクララズの作品を取り上げてきたように、東京は渋谷のワインバーC…

『60』 一色進

え、今なの?必ず書くと言って、放ったらかしにしていた。寝かせてたまに聴くと、めっちゃええやん!と思って、また寝かせていた。機は熟した、ということにしておこう。というわけで、愛すべき永遠のB級ロックバンドマン一色進さんが還暦を迎えて発表した2n…

『Saramountain』 河野沙羅

今や京都を超えてワールドワイドな活躍を見せているパイレーツ・カヌー。3年くらい前に拾得で東京ローカル・ホンクと一緒にやったライヴを観たが、老若男女お客さんいっぱいであまりの人気の高さにビビった。あ、そうだ。思い返せば、パイレーツ・カヌーのそ…

「すってんころりん」ぶどう÷グレープ

昨今のアイドルブームというか、アイドル礼賛なムードに、確かにアイドルさんは必死でスゴイとも思うけれども、なんかこう馴染みきれない私です。たぶん基本的にロック畑の人間なのでしょう。そんなモヤモヤ気味の私はぶどう÷グレープを聴くわけです。ぶどう…

「コンコース」クララズ

バレンタインデーにリリースされたクララズのニューシングル『コンコース』をずっと聴いている。まるで以前から知っているかのようだが、クララズのことは今回初めて知った。クララズとはズと言いながら一人ユニットである。おそらくroppenのギタリスト渡瀬…

「Rock'n' Roll お年玉」ジャックとしのぶとしょうこ達

2016年ですね。明けましておめでとうございます。 旧年中はたいへんお世話になりました、今年もひとつよろしくお願い致します。 相変わらずマイペースに好き勝手に書いていくつもりです。 皆さまが健康で、素敵な音楽の出会いがありますように。さて、音楽愛…

『フレット』大なり><小なり 【後半】

大なり><小なり『フレット』好評発売中!というわけで、予告通り後半は全曲感想やっちゃいます。いかんせん14曲もあるので、もう大変です(汗)。誰に頼まれたわけでもないですが...。おっと、その前に、まずはメンバー紹介をしておきます(?)。ボーカル&ギ…

『フレット』大なり><小なり 【前半】

待ちに待って待った“大なり><小なり”(ロックバンドです)の1stアルバム『フレット』がついに到着。パンパンに膨らんだ期待感に包まれながら、正座をして再生ボタンを押したら、2秒で中毒である。聴き始めたら止まらない(ニヤケ顔も)、聴いてなくても頭…

西村哲也/柴山一幸@拾得 2015.9.27

この日の私は、お昼から京都の円山公園音楽堂でのフリーイベント『愛らぶ円山2015』に。京都ロックンロール界のドン、バンヒロシさんのバンドbambino結成15周年記念のお祭りでした。ちょっと暑いぐらいの好天気の中、グリーンカレーとビール食し、ユルりと音…

『旅の途中』roppen

あのクソ暑かった夏はどこへやら、意外に残暑も厳しくなく、あっという間に秋がやって来た気がする今日この頃。不思議なもので、秋になれば自然とフォーキーな音楽を求め始める我が習性。ノスタルジーに浸りたい、黄昏れたいんや。そんな気分にジャストフィ…

『壊れたカセットはA.O.R.』ダンボール・バット

我が家の今年の夏はコレで決まり!なのだ。“狂っているのはアナタのほう”というある意味キャッチーなフレーズで始まるこのレコード。今を生きていて、狂っていると感じることが日に日に増えてきているような気がする。世の中が狂っているのか、あなたが狂っ…

『ア、町あかり』町あかり

ハ、ハマッている。完全にハマッている。ロックと同じく(昭和の)歌謡曲を愛する私にとって、彼女の登場はめちゃくちゃ痛快、特大ホームラン級である。私が町あかりという歌手がいると認識したのは、2年前の面影ラッキーホールがOnly Love Hurtsに改名リニ…

『Spring Has Sprung』遊佐春菜

私ツイッターやってまして、あれは3年前でしたかね、タイムライン上に突如として一色進さんに熱を上げている若い女性が現れまして、え、冗談でしょ?と大変に驚いたのですが、どうやら冗談ではなく本気、そんな物好き(笑)なお方が”壊れかけのテープレコーダ…

『オールド・ハイツ・ミュージック』冬支度

今日は夏至だそうですね。なぜだかそんな日に紹介したくなった冬支度。大阪を拠点に活動している安田支度さんと斉藤祢々子さんによる男女フォークデュオです。つい先日、音楽評論家・岡村詩野さんのFMラジオ番組【Imaginary Line】(京都のα-STATION)での音…

『YELLING』柴山一幸

柴山一幸さんの5枚目のニューアルバム『YELLING』をずっと聴いています。前々作『I'll be there』('13)から前作『君とオンガク』('14)、今作('15)と1年に1枚アルバムリリースという今じゃなかなかありえないハイペースぶり。まさしく破竹の勢いの一幸さん。…

三匹夜会(ライオン・メリィ+西村哲也+熊谷太輔)@京極ダイニング 2015.5.4

思い起こせばちょうど昨年のゴールデンウィークでしたね、大阪の音凪で西村哲也&熊谷太輔デュオのライヴを観たのは。確かその前にたまたま熊谷さんが音凪を訪れていて、たまたま店内に西村さんの『運命の彼のメロディ』がかかり、気になった熊谷さんがこれ…

「話しかける」福岡史朗&FRILL

飄々とイカしたロックンロールマン福岡史朗。今年でファン歴何年になるのでしょうか?17、18年?私が高校生の頃、ラジオから流れてきたグリーディ・グリーン「スポットライト」が何だかわからないけど頭から離れなくなって、なけなしの小遣いで1stアルバム『…

「立入禁止」うどん兄弟

うどん屋ライヴの後なので、うどん繋がり(何気に鳥羽修さん繋がりでもある!?)でうどん兄弟。旬のアイドルグループです。2013年にカーネーションをトリビュートしたアルバム『なんできみはぼくよりぼくのことくわしいの?』は勢いのある若手インディーポッ…

「明日、さようなら」ジャック達

2015年、ジャック達の最新ロックアルバム『JOYTIME』より。恐れを知らない17分超えの表題曲「One fairy tale of JOYTIME KINGDOM song」が(ごく一部で)話題であるが、その他の曲もジャック達節(直球と思いきや手元で曲がるクセ球)全開な力作揃いだ。「明…

「イカロスの気絶」徳永憲

最近ずーっと聴いている新譜は徳永憲『アンサンブルー』です。とにかく中毒性がハンパなくて、聴いてない時もずーっと頭で鳴ってます。徳永さんの音楽はいつでもそうなのでしょうが、今作はますますヤバイ気がします。そんな徳永憲さんを知ったのは98年の1st…