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レコードは果てしなく

好きなレコードや観たライヴのことを喋ります。

「コンコース」クララズ

バレンタインデーにリリースされたクララズのニューシングル『コンコース』をずっと聴いている。まるで以前から知っているかのようだが、クララズのことは今回初めて知った。クララズとはズと言いながら一人ユニットである。おそらくroppenのギタリスト渡瀬賢吾さんのツイートがきっかけだったと思うが、先行で公開された「コンコース」のMVを観て、あっという間に惚れた。どうやら関西では京都の100000tアローントコに売っているというので、居ても立ってもいられなくなり、神戸から買いに走った(CD代よりも電車賃の方が高い・笑)。この感じ、随分久しぶりのような気がする。

2000年前後(20歳前後)の私は洋楽はもっぱらパワーポップギターポップと呼ばれるようなロックを聴いていた。Teenage FanclubMatthew SweetにVelvet CrushにSloanとか...そんな音にまみれて青春のようなものを過ごした私は、この曲のイントロでのTFC風味なエレキギターの響きに胸が疼く。甘酸っぱい、ような気持ちになる。じわじわと切なく高鳴るメロディーとそれをしっかり表現している歌唱もとてもステキだ。最後はroppen渡瀬さんのギターポップマナーの熱くドライヴするギターソロが燃え上がって曲が終わる。あ、終わっちゃったという刹那さがまた心地良くて、何度も繰り返し聴いてしまうマジック。MVのように街を歩きながら聴けば、風に乗って足取りがふわりと軽くなった。もしかするとはっぴいえんどパワーポップ版という風情もあるかもしれない。ともかく、大好きだ。


クララズ「コンコース」MV

「コンコース」クララズ(詞・曲:クララズ)2016年
クララズ:Vocal, Guitar
アダチヨウスケ:Bass
橋本あさ子:Drums
渡瀬賢吾:Guest Guitar

他の収録曲「Way up there」(英語詞)、「話」(日本語詞)も海外のインディーポップと言っても通じそうなクオリティーで、ホントにお得な3曲入りシングル盤(600円+税)。シングルってイイですね。