レコードは果てしなく

好きなレコードや観たライヴのことを喋ります。'79年生まれ。

『Trickster Sessions』 西村哲也

グランドファーザーズ、BAND EXPO、三匹夜会、Only Love Hurts (a.k.a. 面影ラッキーホール)、メトロファルスにおけるバンドサウンドの肝。私のハートを最も熱くするギターヒーロー、極上のメロディーメイカー&アレンジャーであり深遠な詩人、そして、じわ…

『海が見えたら』 クララズ

はっぴいえんどとティーンエイジファンクラブが出会ったかのような風に乗ってどこまでも歩いて行ける名曲「コンコース」にハートを撃ち抜かれたのは2年前、未だ我が家のiTunesでは最多再生数を誇っているベストヒット。その年のクリスマスにコンピ盤に収録さ…

『べいくあっぷ』 カランツバターサブレ

もう春です、古いものはすてましょう(by斉藤哲夫)。というか、今日なんて春をすっ飛ばして初夏のような陽気。神戸では桜も一気に咲き始め、すぐにでもお花見に行きたい気分です。私は完全に桜を肴にお酒を一杯(いっぱい⁉)な人間ですが、今年は桜を愛でな…

【私の好きな歌022】「ビューティフル・ユー」 ニール・セダカ

普段見られない冬の競技が一挙に観られ、日本選手の大躍進に毎日がワクワクだった平昌五輪が終わり、ちょっとしたロスに...ていうか、カーリング女子代表のLS北見ロスなんですけどね(銅メダル獲得おめでとうございます!)。元々カーリングが大好きで、冬季…

『嘘つきと音楽のはじまりに』 加藤千晶とガッタントンリズム

明けましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いします。って、新年のあいさつ遅すぎですが...このマイペースぶりが当ブログの売りです(言い訳)。気まぐれな更新は相変わらずなので、我慢強くこまめにチェックして頂くとありがたいです。さて…

『双六亭』双六亭

メリークリスマス!に乗り遅れ、もういくつ寝るとお正月。2017年は間もなく暮れる...そんな時期なので今年を振り返ろうとも思うけども、このレコードを聴いていると何だかお正月のことしか考えられなくなる。旧き良きニッポンのお正月。凧揚げ、羽子板、独楽…

『PASTORAL』 青野りえ

都会が似合う洗練された知性と美貌を兼ね備えたオトナの女性にいつだって憧れていますが、身分不相応すぎて近寄ることさえできない私です。恋するなんてとんでもない。リアルでは無理だとしても、レコードの中でだけでも、そんな高嶺の花の女性に恋に落ちた…

『ある日の続き』 吉上恭太

やっぱり秋はシンガーソングライターが似合うよね。なんて言いながら、70~74年くらいまでのシンガーソングライターのレコードを棚から引き抜く。という選択肢に、最近、もうひとつ増えた。70~74年くらいまでのシンガーソングライターのレコードか吉上恭太…

『It's no secret』 秘密のミーニーズ

やっぱり秋はフォークロックが似合うよね。なんて言いながら、60年代~70年代前半くらいまでのレコードを棚から引き抜く。という選択肢に、最近、もうひとつ増えた。60年代~70年代前半のくらいまでのレコードか秘密のミーニーズ『It's no secret』か、どれ…

『Suburban Baroque』 カーネーション

夏の終わり~秋の入り口にカーネーションから飛びきりメロウなレコードが届いた。通算17枚目(毎度驚く)のニューアルバム『Suburban Baroque』。何と前作からわずか1年というハイペースぶりでこの充実ぶり、もう何度目のピークか分からないけども、とにかく…

【私の好きな歌021】「トランスファー」くるり

つい先日、東京のうちだあやこさんと不知火庵さんの摩訶不思議な男女ポップデュオdodoの初来阪ライヴを雲州堂で観た。彼らの絶妙に溶け合うユニゾンハーモニーが唯一無二な世界で感動、関西にはこんな音楽やってる人いないとうちださんに言ったら、うちださ…

【PLAYLIST】『SUMMER AOYAMA』

クーラーの効いた部屋で寝転がって高校野球を眺めながら寝落ちする...それが私の夏。朝まで世界陸上にもクールに燃えた!そんな夏の日射しに滅法弱い出来るだけ出掛けたくないインドア人間に心地良いサマーソング、と言えば青山陽一さんである。そのルックス…

My Summer Girl

”夏の出来事 みんな許せる”(南沙織) ”夏はいろいろです ほんとに”(麻丘めぐみ) ”いーじゃないの 夏なんだし”(星野みちる) 「夏の感情」南沙織(作詩:有馬三恵子/作曲・編曲:筒美京平/演奏:キャラメル・ママ 1974年) 「夏八景」麻丘めぐみ(作詩…

『SPEEDY MANDRILL』福岡史朗

つい先日6月10日、大阪天満宮の近くディープな音楽愛とご飯&お酒がすこぶる旨い音食堂酒場・音凪へ、福岡史朗+松平賢一+大久保由希のライヴを観に行った。お客さんと期待が満員御礼の中、来月発売される福岡史朗さんのニューアルバム『SPEEDY MANDRILL』収…

【私の好きな歌020】「人力飛行機の夜」鈴木茂

鈴木茂『BAND WAGON』は言わずもがな問答無用の(邦楽・洋楽を超えた)ロック名盤であり、世紀の名曲「砂の女」「100ワットの恋人」あたりが名物であるが、私がロックバンドをやるとしたら、この「人力飛行機の夜」(B面1曲目)をカヴァーしたいと常々妄想し…

【私の好きな歌019】「クリームソーダ・ベイビー」シネマ

NHK連続テレビ小説「ひよっこ」は観れる時は観ている。そして、癒されている。向島電機乙女寮の6人の女子がホントかわゆくて、もうストーリーとかはいらないから(失礼!)、永遠にわちゃわちゃと女子トークしているところを覗いていたい。そんな「ひよっこ…

【私の好きな歌018】「LEXICON」MUSEMENT

我が家のiTunesには”YABE EXPO '16”なるプレイリストがある。昨年秋にリリースされたBAND EXPO『BAND EXPO』(9/28)、TRICKY HUMAN SPECIAL『黄金の足跡』(9/28)、柴山一幸『Fly Fly Fly』(10/5)、そして、MUSEMENT『Musement Fair』(11/23)の矢部浩志四部作…

『三匹夜会』三匹夜会

「この三人はメトロファルスの残党だから...」と思わず漏らしてしまうフロントマン気質ではない、ライオンメリィ、西村哲也、熊谷太輔というシャイで愉快な三人組、その名も”三匹夜会”。一夜限りのユニットかと思いきや、意気投合したのか毎年じわじわライヴ…

【私の好きな歌017】「バイバイグッドバイサラバイ」斉藤哲夫

先日4/9の三匹夜会(ライオン・メリィ+西村哲也+熊谷太輔)@拾得で、メリィさんが歌ったレオン・ラッセルの「タイトロープ」が忘れられない。以前、西村さんとクロシバ(黒瀬尚彦&シバ)でカヴァーしたことがあって、それも良い雰囲気だったけども、やはり…

【私の好きな歌016】「Sweet Little Lisa」Dave Edmunds

イギリスで最も好きなバンドは?と問われれば、無難に、ザ・ビートルズと答えておこう。本心はロックパイル(Rockpile)なのだけど...いちいち説明するハメになりそうなので面倒臭い(汗)。デイヴ・エドモンズ、ニック・ロウ、ビリー・ブレムナー、テリー・ウ…

【私の好きな歌015】「燦々午後」加藤千晶

肌寒い日がずっと続いていて、春!となかなか言い切れないですが、今日はほんわか暖かくて外を歩いていて気持ち良かったです。そろそろでしょうか、そろそろでしょう。すると、聴く音楽も自然と春めいた歌を選ぶことが多くなってきますね。そんな中でも、加…

【私の好きな歌014】「人生はそんなくり返し」井上順

一昨日、キング・クリムゾン「エピタフ」を荘厳にカヴァーしていることで知られるザ・ピーナッツの72年のライヴ盤『ザ・ピーナッツ・オン・ステージ』を遂に入手でき、あまりに素晴らしくてずっと聴いていたのだけど、その帯を見ると”さよならは突然に”(当…

ジャック達@梅田ムジカジャポニカ 2017.2.12

今、何やら世間ではドラマ「カルテット」が話題らしいですが、当ブログで話題沸騰のロックすぎるカルテットと言えば、そう?ジャック達!そんな(悪)夢の4人組は最新で最高の傑作『JACK TOO MUCH』を引っ提げて、東京名古屋大阪と局地的なワールドツアーを敢…

【私の好きな歌013】「スケート野郎」ザ・ジャイアンツ

あ、明けましておめでとうございます!引き続き、ごゆるりとヨロシクお願いしますね。今年も皆さま健康で、ステキなレコードと出会えますように。それにしても、急激に寒くなってきましたね。こんな日にはスケートリンクにでも出かけて...と言いたいところで…

『JACK TOO MUCH』 ジャック達 【後編】

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」楽しかったですね、ガッキー可愛かったですね(星野源は許せん(笑))。『JACK TOO MUCH』聴きすぎの私は、古田新太さんが一色進さんに見えて仕方ありませんでした。いやホント、古田さんは年々一色さんに近づいていると思う…

【私の好きな歌012】 「サンタ、今でも信じてる」クララズ

皆さまMerry X'mas!って遅いか、毎日がクリスマスだったらなぁ(by Roy Wood)。街は一気に年越しモードに変わるけども、クリスマスソングはいつだって聴けるんだよ。というわけで、日にちがズレようとも、クララズから最高に素敵なクリスマスソングが届い…

『JACK TOO MUCH』 ジャック達 【前編】

ロックリスナーとしての私の2016年を締めくくる白組の大トリは、日本のロックのぼくの伯父さん一色進率いるジャック達の新作4枚目のオリジナルフルアルバム『JACK TOO MUCH』!大階段から華々しく登場。その名の通り、ジャック達以上にジャック達としか言い…

【私の好きな歌011】 「Bright Lights Bugcity」青山陽一

街のクリスマスモードも年々早くなってきてるように感じますが、私も二週間前にクリスマスの話を。と言っても、リアル充実な人たちが盛り上がってるだけのイベントに、特別なエピソードなんてありませんけど...。非リアル充実の私はクリスマスにコンビニにな…

【私の好きな歌010】 「Fly Fly Fly」柴山一幸

(しつこく言うけど)9月28日にBAND EXPO『BAND EXPO』とTRICKY HUMAN SPECIAL『黄金の足跡』、そのちょうど一週間後の10月5日にこの柴山一幸『Fly Fly Fly』、と怒涛のように傑作レコードがリリースされ、ロックリスナーな私的に2016年最も熱い週だった(全…

【私の好きな歌009】 「Better Love Next Time」Dr. Hook

レコード屋に行ってレコードに囲まれていると、なぜだかお腹がユルくなる。ビビビッと良いレコードに出会うためにアンテナの感度をより研ぎ澄ましているので、神経が過敏になっているのだろう。ある日もいつもの元町ハックルベリーでレコードを掘っていると…